2019-06-17 第198回国会 衆議院 議院運営委員会 第30号
結局、自民党が党内で解決すべき候補者調整を制度改定によって解消するという党利党略であることが明白になったではありませんか。到底国民の理解を得られるものではありません。 そして、自民党は、このような特定枠導入に対する批判をかわすために、参議院議員の歳費削減を持ち出し、歳費を自主返納できるとする本案を出してきたことも、党利党略でしかありません。
結局、自民党が党内で解決すべき候補者調整を制度改定によって解消するという党利党略であることが明白になったではありませんか。到底国民の理解を得られるものではありません。 そして、自民党は、このような特定枠導入に対する批判をかわすために、参議院議員の歳費削減を持ち出し、歳費を自主返納できるとする本案を出してきたことも、党利党略でしかありません。
○塩川委員 いやいや、本来、党内で候補者調整をすればいい話なのを、選挙制度の方を変えてこれをごり押しするということを党利党略と言うのは当然のことじゃないでしょうか。合区によって立候補できない自民党の議員、候補者を救済する党利党略そのものであります。到底国民の理解は得られません。
ですから、比例特定枠の導入というのは、自民党が党内で解決すべき候補者調整について、選挙制度の方を変えることで解消しようとする、まさに党利党略の仕組みということになるんじゃないですか。
それはまさに候補者調整でありまして、小選挙区においては候補者調整をしないと中小政党は議席を取ることができないということがありますので、候補者調整が必要になると。そうすると有権者の選択肢が狭められる。
○橋本内閣総理大臣 これまた大変恐縮でありますけれども、各政党がそれぞれの責任においてどのようなルールで内部の候補者調整を進めるか、それは、私はそれぞれの政党の選択の問題だと思うのです。 今、議員、現行の選挙制度に対しての御批判を述べられましたけれども、我々は現行制度ができましたとき野党の立場にありまして、この制度が最善と信じて賛成票を投じた当初のメンバーではございません。
特に、各党の事前の談合めいた候補者調整、こういうようなものがある意味では私は有権者の怒りを買った、このように思うわけであります。こういうことが続きますと民主政治が極めて危機的な状況になるおそれがある、このように思うわけでありまして、私はそういう意味で今回の与党の責任は非常に大きい、このように思います。
また、同じ党内ではなくて複数政党間の候補者調整も小選挙区制で勝つためには多分多用されるようになると推測されますけれども、これも今までの政党あるいは政治家の活動を見てまいりますと、有権者不在、国民不在の密室談合が行われることは必定であると言わざるを得ません。もちろんこれらの動きには、ポストと金が絡むおそれがあることも多分にございます。政策本位の協力ということは、残念ながら期待することはできません。